パリピ気分(パリピグミ)は酔う?飲酒運転になる?子供が食べそうと物議

パリピ気分飲酒運転になる? お役立ち
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『パリピ気分』という名のアルコール2%入りのグミキャンディがコンビニのお菓子売り場で売られており、「子供がアルコール入りと知らずに食べてしまいそう」などと物議をかもしています。

出典:UHA味覚糖

また、年齢確認もなしで買えるため、一部未成年の間で「酔えるグミ」「パリピグミ」と呼ばれて流行っているようです。

・パリピ気分は子供や未成年が食べても大丈夫なのか?

・パリピ気分を食べて車を運転したら飲酒運転になるのか?

・パリピ気分って本当に酔うの?

という点について調べてみました。

UHA味覚糖の『パリピ気分』って?

パリピ気分』は、UHAの味覚糖から発売されているアルコール分2%入りのソフトキャンディです。

ウォッカ粉末入りのソフトキャンディ

UHA味覚糖のHPの商品説明には、

2%のアルコールを入れたソフトキャンディなので、食べて気分アゲアゲ♪テンションアップ↑で、モチベもアップ↑

とハイテンションな説明文が書かれています。

UHA味覚糖HPより

味はレモンサワー味で、ウォッカ粉末が使用されています。

『パリピ気分』の原材料は?

パリピ気分の原材料

水飴(国内製造)、砂糖、粉末酒(デキストリン、原料用アルコール)、植物性加工油脂、ゼラチン、殺菌乳酸菌飲料、還元水飴、食物繊維(ポリデキストロース)、レモン、ジュニパーベリーエキス、ホップエキス/甘味料(キシリトール)、酸味料、安定剤(CMC)、乳化剤、セルロース、香料、着色料(カロチノイド、ウコン、赤色106号)、増粘剤(プルラン)、トレハロース、グリセリン、(一部に乳成分・大豆・ゼラチンを含む)

UHA味覚糖HPより

となってます。

アルコール分である「粉末酒」が使われています。

パリピ気分は買うときに年齢確認されない?

酒税法において、「酒類とは アルコール度数1%以上の飲料」と決められてます。

『パリピ気分』はお菓子であり、飲料ではないので、基本的に購入時に年齢確認はされません

ラミーやバッカスといった洋酒入りのチョコレートも、お菓子に分類されるため、買うときに年齢確認がありません。

“酔えるグミ” “パリピグミ” として未成年の間で流行中?!

一部若者の間では、年齢確認されずに「酔えるグミ」「パリピグミ」という認識が広まってるといるようです。

コンビニ菓子売り場に「酔えるグミ」、20歳未満の間で口コミ広がる…依存症専門家が警鐘

ではこのような年齢確認なしに気軽に買えるアルコール入りのお菓子は、未成年飲酒にはならないのでしょうか?

パリピ気分を未成年や子供が食べてもいい?

結論から言うと、パリピ気分を未成年が食べても「未成年者飲酒禁止法」違反にはならない、です。

『未成年者飲酒禁止法』では→未成年者は酒類を飲んでは行けない

とされており、先程の説明のように、パリピ気分のようなお菓子は飲料ではなく、酒類に分類されないため、法律上は未成年が食べても問題ないことになります。

未成年者がアルコールを体内に入れないほうが良い理由

法律上は未成年者がアルコール入りのお菓子を食べても問題ないとは言うものの、未成年のうちはなるべくアルコールを体内に入れないほうがよいです。

子供や未成年者は、まだ肝機能が十分に成長しきってないため、アルコールを分解する能力が低く、健康面でのリスクが高くなります

パリピ気分のパッケージにも注意書きが

パリピ気分のパッケージの開け口部分に「※お子様や運転時はご遠慮ください」と、小さめですが注意書きがあります。

UHA味覚糖「パリピ気分」パッケージの左上部分

UHA味覚糖のパリピ気分の商品説明にも

※本製品はアルコール原料を使用していますので、お子様やお酒に弱い方、妊娠・授乳中の方、運転時にはご注意ください

と記載されています。

UHA味覚糖「子供が食べることを想定していない」「成人向け」

(2023/1/12追記)

パリピ気分は成人向けに販売されているお菓子であり、子供や運転時に食べることを想定したものではないと、UHA味覚糖が取材に回答してました。

UHA味覚糖は産経新聞の取材に対し、アルコールを含む商品にした理由について、「お菓子の味づくりでおいしさを追及する中で、アルコールを効かせたソフトキャンディーを成人向けにチャレンジしたのがきっかけ」だといい、「パッケージにも記載している通り、アルコールを含む商品であり、お子様や運転時の喫食を想定したものではありません」と説明している。

産経新聞より引用

パリピ気分は“アルコール入り”だとわかりにくい?

『パリピ気分』に対してネットでは様々な意見が飛び交い、特に多いのが「アルコール入りと気づかずに普通のお菓子だと思って買ってしまいそう」という意見です。

普通のお菓子とともに並んでおり、パッケージの「アルコール分2.0%入り」の文字も、派手なパッケージの柄に紛れてあまり目立ちません。

ラミーやバッカスなどのアルコール入りチョコレートは、「お酒の入ったお菓子」だとわりと広く知られていますが、アルコール入りのソフトキャンディは珍しいため、アルコール入りだと気が付かずに買ってしまう人がいるのではと心配されています。

子供が間違って食べることを心配

子供がアルコール入りだと知らずに食べてしまう可能性があるとの声が多くありました。

買いそうになってしまった子も…

『我が子も買いそうになって、止めた!』

買ってしまった子も…

『7歳の子供がコンビニでこんなの買ってきた』

すぐに生産中止になるのでは?という意見もあります。

間違って子供が口にしてしまわないよう、ネット上では注意喚起がされています。

パリピ気分で酔うことはある?

アルコール分2.0%で「酔えるグミ」としても広まっているとのことですが、食べると本当に酔うのでしょうか。

意外と酔うという声

・「意外と酔うww」
・「変に酔う」
・「ちゃんと酔う」

酔わないという声

・「ただおいしいソフトキャンディ」

・「ひと袋食べてもそんなにって感じ」

体調にもよりそうですが、お酒に強くない人は酔いそうです。

パリピ気分を食べたら飲酒運転になる?

『パリピ気分』を食べたら飲酒運転になるのでしょうか?

飲酒運転になるかどうかはアルコールチェッカーに引っかかったかどうかで判定されます。

結論から言うと、商品パッケージや、HPの説明にもあるように、運転時には食べないほうがよいです。

UHA味覚糖HPより

パリピ気分を食べた時の呼気中のアルコール濃度

道路交通法では、検出されたアルコール濃度が呼気中0.15mg/L以上から処分に問われます。

パリピ気分を食べてたらアルコールチェッカーで0.1mg/L出たという人もいました。

食べる量や計るタイミングによってはそれ以上の数値が出てもおかしくありません

運転免許の停止や取消になるリスクを避けるためにも、運転時は食べるのをやめておきましょう

過去には「蒸しパン」で飲酒運転になった運転手も

過去には『蒸しパン』を食べてアルコールが検出され、懲戒処分になってしまったバス運転手の事例もありましたので、パリピ気分も運転時はやめたほうがよいでしょう。

ラミーやバッカスでもアルコールチェッカーはアウト

ちなみにパリピ気分はアルコール分2.0%ですが、同じくアルコール分入りのお菓子(チョコレート)である「ラミー」には3.7%、「バッカス」には3.2%のアルコール分が入っています。

バッカスを1つ食べただけで、アルコールチェッカーで0.2g/Lという数値が出たという検証動画がありました。

現在の店頭分で販売は終了(1/12追記)

パリピ気分は期間限定の商品であり、すでに出荷は終えて、現在の店頭分で販売を終えるとのことです。

 UHA味覚糖は取材に「SNS等でご指摘いただいております通り、読みやすさ・分かりやすさに関して検討すべき点があると考えています。販売方法においても同様です。この度のご意見を踏まえて今後の企画・商品への対応を検討してまいります」とコメントしている。

引用元:朝日新聞

まとめ

『パリピ気分』というアルコール分2.0%入りのソフトキャンディがコンビニのお菓子売り場で売られており、年齢確認もなく買えますが、未成年・子供や妊娠・授乳中の方、運転する方は注意が必要です。

法律上は未成年・子供が食べても違法ではありませんが、まだアルコールを分解する肝臓の働きが未完成なため、健康を害するリスクが高く、食べないほうがよいでしょう。

アルコール分を含んでるため、『パリピ気分』はアルコールチェッカーに反応し飲酒運転になってしまうリスクがあるので、運転時は食べないほうが良いです。

『パリピ気分』は体質によって意外と酔う人もいれば、酔わない人もいました。

味はおいしいレモンサワー味のソフトキャンディということなので、運転の予定のない時に味わって楽しみたいですね!

   

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